2008年04月21日

神父さま、こんなこと聞いてもいいですか?(2008年4月21日放送)

第3回 神に依存したくない

質問 神様は居ると思いますよ。そういう尊いものを大切にする生き方も素晴らしいとは思います。でも私は私の生き方がありますから。やっぱり神様でも何でも、どっぷり依存するんじゃなく、「ほどほど」の距離を保つのがいいんじゃないでしょうか。カルト宗教が流行っているのを見聞きすると余計にそう思います。


百瀬神父
これは多分、日本人に典型的なご質問ではないでしょうか。漠然と神様を信じるっていうのは、分かる。しかし、一つの宗教に関わりたくない。「うっかり関わったら大変なことになる」と思ってしまう。だから、「ほどほど」に付き合っていけばいいのじゃないかと。

 まず最初に私は、「あなたは本当に人間の生きる意味というのを知っていますか、本当に自分の情熱を注いで追い求めたいという価値のある素晴らしいものを見いだしていますか」と質問したいんです。
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主よ、あなたが歩かれる道ならば−マルコによる福音書−(2008年4月21日放送)

第56回 絶えず、新たな日々を生きる

神は死んだ者の神ではなく、生きている者の神なのだ。(マルコ福音書12章27節)

私たちは必ずいつか死にます。けれども、それをまだ経験してはいません。
しかし、心臓が動きを止めるという体の死ではありませんけれども、ある意味、私たちは何度も、死を味わうということを経験してきたのではないでしょうか。
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2008年04月07日

神父様、こんなこと聞いてもいいですか?(2008年4月7日放送)

第1回 救いはキリスト教だけ?

質問:
宗教も悪くはないとは思うんですが、「キリスト教にだけ救いがある」とか聞くと、「もうついていけない」って思っちゃいます。
なんでそんな了見が狭い考え方なんでしょう?


百瀬神父
 カトリック教会で言いますと、第二バチカン公会議の中で作られた教会憲章という文章があります。
その中で、たとえキリストを知らなくても、その人が自分の心にささやく良心の声に忠実にしたがっている限り、その人は救われるんだっていうことをはっきり表現しています。
ですから私は、キリスト教だけに救いがあるという考え方はしていません。

 キリスト教の信仰ということをもっと本質的に考えますと、神様は全ての人をお造りになられて、ご自分の命に与らせようと望んでいらっしゃるわけです。
だから、全ての人の救いを望んでいると言ってもいいと思います。
そのために、神様はイエス・キリストをお遣わしになったのだと信じています。
イエス・キリストこそ、救いへの招き、神への招きというのを一番はっきりした形でこの世界にもたらしてくださった方であって、私たちはそのメッセージを聞いてもっと直接の形で神様に近づけると信じています。
イエスと出会うことを通して、神様に出会う。
イエスと交わることを通して神様と交わり、その命をいただくと信じるからです。
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